ベレー帽とは

ベレー帽とは

ベレー帽の特徴と歴史

ベレー帽

ベレー帽は、スペイン・フランス国境に位置するバスク地方の民族衣装が起源と言われている帽子です。
(*隣のベアルヌ地方が発祥との説もあります。)

ファッションアイテムとして世界中に普及している他、各国の軍隊においても用いられており、芸術家や漫画家にも愛好家が多いことで知られています。

ベレー帽の起源とその歴史

ブリム(つば)や縁がなく、平たい丸型をしているのが大きな特徴です。素材はウールが多くを占めますが、昨今ではニットやコットン等、素材の幅も広がり、様々な種類やデザインを楽しむことができます。

ベレー帽は、服装やヘアスタイルを選ばず、老若男女を問わず被ることができる、万能な帽子です。コンパクトですから脱帽時に邪魔にならず、持ち運びにも適しています。一つ用意しておけば、様々なシーンで活躍してくれることでしょう。

ベレー帽の種類

バスク・ベレー

バスク・ベレー

ベレー帽と聞いてまず思い浮かぶのが、バスク・ベレーではないでしょうか。15~16世紀に聖職者が用いた角帽(ビレッタ)がバスク地方の農民に普及し、ベレー帽の起源となったと言われています。

伝統的かつ最も一般的な形で、当初は日よけ・風よけなどの実用品として用いられていました。

バスク地方の一民族衣装に過ぎなかったベレー帽ですが、この地を訪れたナポレオン3世が「ベレー・バスク」と呼んだのを皮切りに、フランス、スペインをはじめとして世界中に広まってゆきました。

クラウンのトップに付いている「チョボ(短いひも状の飾り)」が、バスク・ベレー最大の特徴です。伝統的なベレー帽は、木型の上にウールを放射状に並べて作られますが、束ねたウールの中心部分を切り落とした残りがこのチョボとなります。現在では、製法によらず飾りとしてつけられることもあります。
また、内側にビン革(スベリ)があることもバスク・ベレーの特徴です。

帽子の形が頭の形に近く、見た目のクセもあまり無いため、どなたにでも似合いやすく被りやすい帽子と言えましょう。

アーミー・ベレー

アーミー・ベレー

「ミリタリー・ベレー」等とも称されるように、第二次世界大戦以降、軍隊の制服として用いられるようになったベレー帽です。これをイメージしたデザインのベレー帽が一般にも普及し、広くファッションアイテムとして愛用されるようになりました。

チョボやスベリがなく、バスクベレーにはない縁取りがある点が特徴です。

バスク・ベレーよりも角ばったシルエットを持ち、男性的な印象を与えてくれます。その名の通り、アーミースタイルのファッションによく似合いますが、制服の一部として着用されているように、カッチリとしたファッションにも合わせることのできる帽子です。


ベレー帽の種類は大別するとこの二つになりますが、現在ではデザインや素材のバリエーションも豊富に増え、このくくりに収まらないベレー帽も多数存在しています。
用途や好みに合わせて多くの選択肢が用意されているところも、ベレー帽の魅力です。ぜひ、これぞと思われるベレー帽を見つけて、あなただけのファッションをお楽しみください。

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